2017年 一般社団法人東金青年会議所


『はじめに』

 

 「青年会議所は人生最後の学舎である」その言葉の通り、青年会議所は多くの学びと自分を変えるきっかけを与えてくれる団体であります。しかし、待っているだけではチャンスは掴めません。そのチャンスを自らの手で掴み取るには臆することなく様々な場面に飛び込んで行く必要があるのです。


2006年1月、私は東金青年会議所に入会しました。当時の私はまだ若く、社会に出て間もない若輩者でした。そんな私は先輩達から社会の常識や物事の考え方、それぞれの役職での立ち居振舞いなど、基本的なことから教えて頂き活動してきました。そして、入会して10年以上経った今、自信を持ってはっきりと言えるのは、今の私が在るのは青年会議所の縦と横のつながりから得た掛け替えのない経験のおかげだということです。

我々青年は成功は約束されていませんが成長は約束されています。役職が人を育てると言いますが、その過程の中で辛い時や逃げ出したい時もあると思います。しかし、その試練を乗り越えた先には必ず新たな気づきと大きな成長が待っています。勇気を持って行動し、自分自身の成長の為、そして地域の発展の為に共に歩み続けよう。

 

 

『ひとづくりから会員拡大へ』

現在、全国的に見ても青年会議所メンバーの減少が問題となっています。当青年会議所ではまだまだ全体の会員数は少ないですが、近年の会員拡大の成果が実り、現在メンバーの大半が入会3年未満の新入会員で構成されています。青年会議所に於ける会員拡大の意義とは、常に新しい風を送り込み、組織としてより一層進化するための手法であります。

私は会員拡大に必要なことは人間としての魅力だと考えています。魅力ある人間や団体には自ずと人が集まるものです。2017年度も積極的に会員拡大を進めるため、まずは青年会議所で学ぶべき組織論をしっかりと学び基礎を固め、メンバーの意識変革と個々の魅力を高める人間力育成研修を行っていきます。そして、あらゆる問題を認識し、豊かな創造力と溢れる実行力を備えた魅力的なJAYCEEを育て、この地域に必要とされる存在感のある人財と組織を形成致します。

 

 

『未来の為のまちづくり』

 我々の目指す明るい豊かなまちづくりに於いて、青少年育成とはひとつのツールであります。しかし、未来の為のまちづくりを考える上では青少年育成とは欠かせないものだと私は考えています。

近年、情報化社会の発展によりあらゆる情報が誰でも簡単に手に入るようになりました。その反面、対面でのコミュニケーションが希薄になり、学校や地域、家族の中でも人間関係をうまく築けず、地域社会の中で孤立してしまう子供達が増加し、犯罪の低年齢化が進行しています。そこで、これからの未来を創造する子供達のコミュニケーション能力や道徳心、公共心を養い、個々のつながりや人とひととの絆を大切にすることができる青少年育成を目指します。そして、我々青年会議所も地域、行政、他団体とのつながりを大切にし、インターミディアリーとなり情報発信と共有を図ることで、自分達の愛する地域が思いやり溢れる明るい豊かなまちになっていくと確信致します。

 

 

『青年会議所として』

 昨今、「JCがある」という時代から「JCもある」という時代になってしまったと言われています。では、青年会議所の存在意義とは何なのでしょうか。私はその答えのひとつに組織の規律があると考えています。前述の通り、青年会議所で学ぶべきは組織論であります。組織図にあるような上下関係であり、連絡系統の徹底、委員会や理事会で学べる会議の手法などであると考えます。その基本的なことを理解し原点に立ち返るため、まずは我々の組織の歴史や伝統を知る必要があると考えます。その上で自分達の所属する団体に誇りを持ち、今までの歴史を築いて頂いた先人達と日々のJC運動を支えてくれている会社や家族へ感謝の念を忘れずに研鑽して参ります。

 我々、一般社団法人 東金青年会議所も大きな節目である創立50周年を目前に控えております。それまでに組織の強化を徹底的に行い、地域の皆様から「JCがある」と言われるような魅力ある団体を目指します。

 

 

『終わりに』

 時代が変わり、様々な価値観や存在意義など多くの物事が変わってきています。我々青年会議所も同じです。時代の変化につれて手法を変える、ルールを変えるという必要は勿論あります。しかしながら、変えてはいけない根幹の部分も多くあります。

1970年、情熱に満ち溢れ、山武地域の未来を見据えた偉大な先人達がいます。私はその熱き想いを受け継ぎ、一般社団法人 東金青年会議所の歴史と伝統をしっかりと次代へ継承することが我々の使命であり、恩返しだと捉えメンバーと共に邁進して参ります。

そして、創立50周年を間近に控えた今こそ、青年会議所運動の原点に立ち返り、本質を変えず変革を求め、一般社団法人 東金青年会議所の未来の為、そしてこの地域の未来の為、高い志と揺るぎない信念を胸に共に起ち上がろう。